交通事故 {事故・保険・自動車}

交通手段の運行上いろいろな要因により異常をきたし、人命の死傷、物の損害を発生する現象をいう。

交通事故は、交通手段別に道路交通事故、鉄軌道交通事故、海上交通事故、航空交通事故に大別される。

1984年の日本における交通事故による死傷者は、道路交通事故65万3583人、鉄軌道の運転事故1538人、海上交通事故252人、航空交通事故46人であった。

1999年の統計では、道路交通事故105万9403人、鉄軌道交通事故689人、海上交通事故146人、航空交通事故26人となっており、道路交通事故が著しく増大している。

また、死傷者数において99%までが道路交通事故によるものである。

道路交通事故の増加は、高度経済成長期における急激なモータリゼーションの発達と自動車台数の増加などによるところが大きい。

1970年代以降、他の交通手段も大型化、多機能化、高速化が進み、これらの事故はいったん発生すると一挙に大量の人命や財貨を奪う大型事故となる可能性が高い傾向にある。

交通手段の技術的発展が人間社会に恩恵を与える反面、交通事故が国民生活の根底を脅かすという矛盾を生み、現代の「社会不安」の一つとなっている。

また、これらの事故を未然に防止する交通安全対策が運輸・交通行政の重要な課題の一つとなっている。
update:2010年02月24日